2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

上野千鶴子・辻元清美「世代間連帯」

上野千鶴子の「おひとりさまの老後」が売れている。おひとりさまの老後作者: 上野千鶴子出版社/メーカー: 法研発売日: 2007/07/01メディア: 単行本購入: 13人 クリック: 480回この商品を含むブログ (176件) を見る上野さんは、団塊の世代の女性たちに、自ら…

修正について

はじめに公開した上の記事で、私はバブル世代と団塊ジュニア世代を混同して書きました。コメント欄でご指摘いただきましたので、修正しました。*1 *1:頭が煮えた記事になっておりました。失礼しました。

性犯罪被害者氏名開示問題、最高検が指針を発表

5月に、裁判員制度において、性犯罪被害者の氏名が開示されるかもしれないという問題をとりあげた。*1そして、最高検察所*2が、性犯罪被害者への配慮を指針として発表したことを、新聞社が報道している。 裁判員:性犯罪、身近な人は不選任 被害者に配慮 最…

舛添要一厚生労働大臣への抗議文

先日、舛添要一厚生労働大臣が、「年越し派遣村」に参加した失業者を「怠けている連中」と発言したとの報道がなされました。その件について、元派遣村実行委員会有志一同が抗議文を発表しています。 [派遣村村民]舛添厚労相演説に抗議文 「事実ねじ曲げた」 …

「エンジェルス・イン・アメリカ」と「日本国憲法」

チラシをもらって興味を引かれたので、書いておきます。両方とも京都の公演です。 一本目はトニー・クシュナー「エンジェルス・イン・アメリカ」。クシュナーは、同性愛者でユダヤ人であることをカムアウトし、ゲイ・リベレーションの担い手にもなってきまし…

ばななと日本人

よしもとばななが、web上で叩かれている。居酒屋での店員の対応について書いたエッセイが発端のようだ。 「よしもとばななさんの「ある居酒屋での不快なできごと」」 http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=60769&pg=20090808 よしもとさんは、自分たちの…

朔ユキ蔵「セルフ」

セルフ 1 (ビッグコミックス)作者: 朔ユキ蔵出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/12/26メディア: コミック購入: 4人 クリック: 89回この商品を含むブログ (37件) を見る 26歳の陽一は今までオナニーを一度もしたことがない。さまざまな女性とセックスしてい…

山田詠美「学問」

学問作者: 山田詠美出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/06/30メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 73回この商品を含むブログ (71件) を見る 「1Q84」があまりにもひどかったので、口直しに本屋に走って買いに行った。こちらは、ほんとに対照的な作品で、…

村上春樹「1Q84」

(がんがんにネタバレあります。ミステリ仕立てなので、畳んでおきます。)

栗原奈名子「ブラジルから来たおじいちゃん」アンコール上映

「ブラジルから来たおじいちゃん」*1が東京と横浜でアンコール上映されるそうです。大正元年生まれの紺野堅一さんは、1931年にブラジルに渡航します。その後、移民として生活します。そして、90歳になっても、日本とブラジルを行き来して、子ども・孫や、日…

少女マンガの夢

2年くらい前に、「ハーレクイン雑誌がキてる」というような記事*1を書いたんだけど、さらに市場は広がってるみたい。先日、書店の雑誌コーナーをみてみると、「別冊ハーレクイン」に続き、「マリエ」「ハーモニィRomance」も平積みにされている。別冊ハーレ…

まんこひとりがたり・その後

先日、書いた記事が大盛り上がりでした。 「女の体で笑うということ」 http://d.hatena.ne.jp/font-da/ 好意的なコメントも多数いただいたのですが、予想していたとはいえ、disられまくられでした。「自意識過剰説」「妄想説」「ナルシス説」「生き恥説」な…