2024-01-01から1年間の記事一覧
『建築ジャーナル』2024年7月号の特集「地域研究「水俣」」に寄稿いたしました。私は「〈傷ついた場所〉の風景 水俣病の記憶を継承するために」と題する論考を書きました。のんびりとしたエッセイで、外から来たひとにとっては水俣の海は美しい姿だけが見え…
2024年4月1日付で、東北大学文学研究科倫理学研究室に准教授として着任いたしました。すぐに業務が始まり、忙しく働いているうちに3ヶ月が経過していました。来た頃には寒々しい風景だった仙台の街も、緑に萌える初夏となりました。ときどき、クマが大学の敷…
2月は水俣にいました。昨年から、長く滞在するようになり、「調査」という形で質問をして現地の情報を得ることよりも、親しい人たちと近況をお話しする機会が増えました。私はずっとセネガルの話をしていました。 経済発展を心から願い、貧しい暮らしから脱…
年明け早々に西アフリカのセネガルを訪問しました。大学院で人類学を専攻する友人を頼って渡航したのですが、現地で暮らし日本からの在住者にとても助けられました。実は大学院の修士課程は途上国の開発支援を研究する人の多いところで、私も関心はあるもの…
昨年は、ベルギーから帰国して、日本社会に最適応するために四苦八苦してました。今もあまりうまくいっていないところはありますが、生活面は立て直しができたかな、と思います。今後の予定がまだ不確定なことが多いのですが、今後も研究を続けていきたいと…