2月さるくびとシネマ「姉妹よ、まずかく疑うことを習え」「妻はフィリピーナ」「ルッキング・フォー・フミコ」「沖縄のハルモニ」「障害とセックスとビデオテープ」「In God's House」「女と孤児と虎」

 メールでお知らせいただきました。京都で、性に関する映画の上映会があります。以下、転送歓迎だそうです。

こんにちは。
グローバリゼーションとひとの移動映画祭がお送りする映画の部屋、「さるくびとシネマ」2012年2月上映会のお知らせです。
今回は、この上映会のために監督にDVD化して頂いた『妻はフィリピーナ』をはじめ、少し懐かしい70年〜90年代を映画を集めてみました。
さらに、日本で初めて女性で労働省婦人少年局長になった山川菊栄さんの生誕120年(2010年)を記念して制作された『姉妹よ、まずかく疑うことを習え』(2011)を上映し、日本におけるフェミニズムの源流をたどるような、戦前・戦後100年のなかで起こった様々な女性たちの問題をみていきたいと思います。

懐かしい作品もありますが、「さるくびと」では初上映の作品を中心にお送りしたいと思います。今回は、上映時間60〜100分ぐらいの作品が中心です。
できるだけ、作品上映終了後に感想交換や現場をよく知る講師のトークを入れています。

ぜひ、お立ち寄り下さい。

山川菊栄と同じ1890年に生まれ、
  貧農の娘から「女中奉公」、紡績女工、炭鉱婦、玉子の行商と
   働き続けた祖母・シズエのたくましい手と生涯を思い出しつつ

娘が汗だくで藪をひらき ここらでひとやすみと
傷だらけの足を投げ出した小みちは
すっかり舗装され
ひとが歩くだけでは不公平とばかりに一直線に広がり
いつのまにか車両が疾走している 

自転車にのった満面の笑顔の娘たちがビュンビュン走り抜けていく
ありったけの自由を 呼吸するように身にまといながら

そして
少しだけ先を歩く女の背中に追い越しざまに声をなげる
「ねえ どうするの」
言うが早いか、次の瞬間 別世界にいる、笑顔の娘たち

   ねえ どうするの>どうするの…>どう…>…>
   問いかけがこだまする

空耳だったのか
笑顔の娘たちではなく 悲しみの娘たちの声だったのか

そうそう。
いま、娘の走り抜ける、
そのみちの下に埋まった昔むかしの娘たちの足跡を 
追いかけてでも伝えなくちゃと、少し歩を早める。

   ねえ ちょっと待ってよ 
   まだ そんなに急がなくてもいいでしょ


   

(2012立春◆さるくびとシネマ) 

ずっと観たかった映画が
きっと みつかります

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【日 時】2012年2月3日(金)ー6日(月)
【会 場】京都市東山いきいき市民活動センター 二階集会室
【参加費】1本・1200円(予約1000円)
     トーク・講演のみの参加は500円。
     「女と孤児と虎」は500円。
(複数割引)当日・事前予約とも割引あり
      予約1本・1000円  
        2本・1800円
        3本・2400円
        4本・2800円
        通し・3000円
      当日1本・1200円
        2本・2200円
        3本・3000円
        4本・3600円
        通し・4000円

【三日間の上映作品】
●「姉妹よ、まずかく疑うことを習え」(山上千恵子監督、2011、76分)
 日本で初めて女性で労働省婦人少年局長(片山内閣)になった山川菊栄のたどった戦前戦後。
 映画の冒頭のデモで参加し、発言をしている栗田隆子さん(女性と貧困ネットワーク)のトークあり。

●「妻はフィリピーナ」(寺田靖範監督、1993、100分)
日本のフィリピンパブでテレサと出会った「私」が国際結婚。
日常の喜怒哀楽や、フィリピンと日本人のことを決して声高ではないが率直な語りを通じて、国際結婚の現実を切り取った作品。
監督が日本映画学校在学中に取り掛かった作品で、第2回国際学生映画祭ドキュメンタリー部門賞を獲得。その後に現地撮影したものも含めて第34回日本映画監督協会新人賞を受賞。

●「障害とセックスとビデオテープ」
 (ビヨンドメディアエデュケーション&エンパワード・フェフェス、2007、アメリカ、35分)
 障害を持つシカゴの若い女性たちの当事者団体のメンバーがビデオを作ろうと互いのセクシュアリティを語りあう、底抜けに明るいドキュメンタリー。
 短い作品ですが、会場のみなさまと感想交流を行いたいと思います。

●「In God’s House 」 (リナ・ホシノ監督、2006 ※日本語字幕付きは22分。原語のみ90分)
 アジア系アメリカ人性的少数者キリスト教教会や家族からどう扱われたのか。
 堀江有里さんトーク「宗教とセクシュアルマイノリティ」&会場シェアリングあり。日本語字幕なしの90分は解説を加えて紹介。

●「沖縄のハルモニ〜証言・従軍慰安婦」(山谷哲夫監督、1979、85分)
 渡嘉敷島に送られ「慰安婦」として働かされた、ペ・ポンギハルモニ。
 終戦後もアメリカ占領下の沖縄に残ったが、1972年の日本返還のさいに慰安所にいたことを明かす。
 1991年死去したが、ちょうどこの年に、韓国でキム・ハクスンハルモニが被害者であることを名乗り出た。

●「ルッキング・フォー・フミコ」(栗原奈名子監督、1993、57分)
 70年代当時マスコミから否定的に扱われ、わずか5年で社会の表舞台から消えていったウーマンリブ運動。
 監督はアメリカ留学中に当時のリブ参加者「フミコ」に出会って感銘を受けたがフミコは死去。
 カメラは、当時のリブ参加者5人を追って日本へ。

        

◆◆上映スケジュール
2月さるくびとシネマ
3日(金)17時45分受付開始
18:00−ルッキング・フォー・フミコ
19:15−姉妹よ、まずかく疑うことを習え
     ★残り30分ほど会場シェアリング

4日(土)10時15分受付開始
10:30−障害とセックスとビデオテープ
11:30−妻はフィリピーナ
14:00−ルッキング・フォー・フミコ
16:00−沖縄のハルモニ
17:30−18:30★会場シェアリング
19:00−★★小澤かおるさんの「被災地とセクシュアルマイノリティ」報告

5日(日)10時15分受付開始
10:30−姉妹よ、まずかく疑うことを習え
12:00−12:55
    ★栗田隆子さんのトークとシェアリング「現代の女性労働と菊栄の時代」
13:00−障害とセックスとビデオテープ 
14:00−妻はフィリピーナ
15:45−16:40
    ★菊地夏野さんのトークとシェアリング「フィリピンの移住労働」

    (夜は別会場での交流会を予定しています)

6日(月)13時45分受付開始
14:00−女と孤児と虎
15:30−沖縄のハルモニ
17:00−★菊地夏野さんのトークとシェアリング「日本軍戦時性奴隷」
18:00−イン・ゴッズ・ハウス
19:30−20:30
    ★堀江有里さん+菊地夏野さんのトークとシェアリング「宗教とセクシュアルマイノリティ

トーク
2月4日(土)19時−小澤かおるさん報告「被災地とセクシュアルマイノリティ」(特定の映画との関係はありません)参加費500円                  
2月5日(日)『姉妹よ、まずかく疑うことを習え』/アフタートーク栗田隆子さん「現代の女性労働山川菊栄」、
      『妻はフィリピーナ』『沖縄のハルモニ』/アフタートーク菊地夏野さん「フィリピンの移住労働」「日本軍戦時性奴隷」
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       夜=交流会(夕方18時〜)
2月6日(月)『In God's House』堀江有里さん(映画18:00−解説とシェアリング19:30−)

【三日間の上映予定作品】複数割引対象作品6本
・「姉妹よ、まずかく疑うことを習え」(山上千恵子監督2011、76分) 
・「妻はフィリピーナ」(寺田靖範監督1993、100分)
・「障害とセックスとビデオテープ」(ビヨンドメディアエデュケーション&エンパワード・フェフェス2007、アメリカ、35分)
・「In God’s House」(リナ・ホシノ監督2006、日本語字幕付き22分、原語のみ90分、※堀江有里さん解説あり)
・「沖縄のハルモニ〜証言・従軍慰安婦」(山谷哲夫監督1979、85分) 
・「ルッキング・フォー・フミコ」(栗原奈名子監督1993、57分)

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・「女と孤児と虎」(ジェーン・ジン・カイスン監督2010、74分)【一回のみ】500円

主 催◆グローバリゼーションとひとの移動映画祭
    http://amenic2011.cocolog-nifty.com/blog/
    電話:
FAX:

申込先◆ http://cotocoto.jp/event/60338

【有料企画】第7回さるくびとシネマ★2月3・4・5・6日ずっと観たかった映画がきっとココにある!

http://amenic2011.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/2ingodshouse-d3.html