第31回ドーン・シネマクラブ「ブラジルから来たおじいちゃん」
上の記事のイベント同日ですが、大阪・ドーンセンターで「ブラジルから来たおじいちゃん」の上映会があります。監督は、「ルッキングフォー・フミコ」を撮った栗原奈名子!楽しみです。
第31回ドーン・シネマクラブ「ブラジルから来たおじいちゃん」
とき 2009年5月15日(金)14:00/19:00 ・16日(土)13:00/15:30
ところ 視聴覚スタジオ (5F)講座内容 「ドーン・シネマクラブ」では、女性監督や女性の視点に立つ映像作品を定期的に上映しています。
◆5月15日(金)14:00、19:00/5月16日(土)15:30
「ブラジルから来たおじいちゃん」&「ファッション・レジスタンス〜暴力を着る〜」2作品上映◆5月16日(土)13:00
栗原奈名子監督トーク「私が映画をつくるとき」&「ルッキング・フォー・フミコ」上映◆作品
◇ブラジルから来たおじいちゃん
<監督:栗原奈名子/日本・ブラジル/2008年/57分>
不況の日本から、出稼ぎのつもりで単身ブラジルに渡って73年。言葉もわからない土地で、10回も職業を変え、破産の憂き目にもあったが、諦めずに努力して、今ではサンパウロで悠々自適の暮らしをしているおじいちゃんこと・紺野堅一さん。
紺野さんは、日本にデカセギに来ているブラジル人たちを訪ねるために毎年日本にやってくる。日本在住のブラジル人は現在31万人を超え、増加と滞在長期化傾向に。彼らの姿は、出稼ぎからブラジル定住するはめになった自身の体験と重なる。彼らの将来は?子どもたちの教育の現状は?若い世代の仕事の苦労話に耳を傾け、子どもたちに勉強の様子を尋ねる。
この旅は彼自身の人生を振り返るものであった。「大日本帝国臣民」として、それともブラジル人として人生を終わるのか。レイルパス片手に新幹線、ローカル線、バスと乗り継ぎ、自分の足で歩きながら考える。
うんと前からグローバルに生きてきたおじいちゃんがくれるアドバイスは?また、旅の末に、彼のたどり着いたアイデンティティとは?◇ファッション・レジスタンス〜暴力を着る〜
<監督・製作:Women of Color Resource Center/アメリカ/2006年/10分/日本語版企画製作著作:(財)大阪府男女共同参画推進財団>
今や主流となったミリタリーファッション。
なぜ迷彩服を着るの?反抗心?抵抗のシンボル?自分らしさの主張?かっこよさ?
知らないうちにイメージ通りに動かされ、社会に大きな影響を与えているのかもしれない。ショッピングモールや玩具、クローゼット、そして人の心にも侵入してくる迷彩柄。あなたは暴力を着ていませんか?◇ルッキング・フォー・フミコ
<監督:栗原奈名子/日本/1993年/57分>
一人の日本女性との出会いからNYに住む監督が日本のウーマン・リブ運動を探す旅に出るパーソナルなドキュメンタリー。
○ちらし(PDF)
申込方法 ◆チケット 前売り各回1,000円 当 日各回1,300円
*ご予約は上映会前日までです。
*賛助会員は「前売り」扱いです。
◆販 売 ドーンセンター(3F)、電話予約も可能
参加費 1,000 円
当日1,300円 賛助会員は1,000円
備考 【第5回『はなみずき基金』事業】
「すべての女性が自分の人生を主体的に選択し、納得の人生を実現できる社会をつくるための志援金としてご活用いただきたい」との趣旨で府内在住の女性から当財団に贈与された寄附金を基に設置した基金事業です。
【協力】プラネット映画資料館
【広報協力】大阪映画センター
【主催】 財団法人大阪府男女共同参画推進財団
◆お申し込み・お問い合わせ先◆
〒540-0008 大阪市中央区大手前1−3−49
ドーンセンター (大阪府立男女共同参画・青少年センター)
企画推進グループ事業担当
TEL: 06-6910-8615 FAX: 06-6910-8624
(休館日:月曜日・祝日及び振替休日)
http://www.dawncenter.or.jp/kozent/servlet/kouzalst?no=00430