NAEPオンラインシンポジウム (2023) 参加者募集のお知らせ

 今年も私(Orika Komatsubara)が共同コーディネーターをつとめるアジア環境哲学ネットワーク(NAEP)がオンラインの国際シンポジウムを開催することになりました。2023年11月2日-3日です。テーマは「アジアにおける動物・植物の概念」です。現在、個別報告の参加者、パネルセッションやワークショップの提案を募集しています。参加は無料です。

 環境哲学は、私たち人間と環境の関わり方を探求します。環境もしくは自然は、動植物も含めて、種々の要素を包含しています。アジアでは、多様な世界観、伝統、哲学、民衆の思想が、異なる分類、概念化、語りを通して、動物や植物にアプローチしています。このシンポジウムは、アジアにおけるこのような多様な視点を交換し、持続可能な解決(sustanable slutions)を目指す対話を促すことを目的としています。

 シンポジウムでは、研究者、実践者(活動家)、関係者から以下のようなアジアの世界観についての報告を募集します。(こちらは例であり、「アジアの動物・植物」に関するほかのトピックも可能です)

アジアにおける動物・植物の概念化

動物や植物についてのナラティブ、物語、芸術表現、地域の知や実践

地域や先住民のコミュニティの伝統的な生態系に関する知

動物や植物についての身体化された知

動物や植物に関する持続可能な社会文化的実践

生物文化的(biocultural)なネットワークや遺産の形式

エコフェミニズム

動物生態学と植物生態学

 私たちは特に初期キャリアまたは中堅の研究者の応募を応援しています。

 英語が第一言語になりますが、私たちはゆっくりとしたやさしい英語を使うことで、ノンネイティブフレンドリーの国際シンポジウムを志しています。また、英語以外の言語での発表を強く希望される方はご相談ください。複数の参加者が、特定言語での発表を希望する場合は、特別なセッションを組むことも検討しています。

 興味のある方は、以下の公式のウェブサイト(英語)をご覧ください。

asiaenviphilo.com