アジア環境哲学ネットワークのオンラインシンポジウム参加者募集のお知らせ
私が共同コーディネーターをつとめるアジア環境哲学ネットワークで、2022年6月17-18日に、オンラインの国際シンポジウムを開催することになりました。テーマは「アジアにおける環境哲学の多様性」です。現在、個別報告の参加者、パネルセッションやワークショップの提案を募集しています。参加は無料です。
アジアの環境哲学は、それぞれの地域の伝統や文化に深く関わっているため、多様で無限の広がりを持っています。また、言語も異なるため、これまで研究者同士の繋がりを作る場が多いとはいえませんでした。私たちは、今回のシンポジウムを機に、新しい研究ネットワークを構築を促し、相互交流を通して「アジアの環境哲学」を探求することを目指しています。
英語が第一言語になりますが、私たちはゆっくりとしたやさしい英語を使うことで、ノンネイティブフレンドリーの国際シンポジウムを志しています。また、英語以外の言語での発表を強く希望される方はご相談ください。複数の参加者が、特定言語での発表を希望する場合は、特別なセッションを組むことも検討しています。
次のような関心をお持ちの方はぜひ、参加をご検討ください。
私たちは「アジアの環境哲学」を語れるのだろうか?
アジアの多様な文脈や伝統の中で、環境哲学はどのように培われ、実践されてきたのだろうか?
環境哲学とその地域の生活様式はどのように関わっているのだろうか?
グローバル化のなかで、アジアの環境哲学はどのような役割を果たすことができるのだろうか?
アジアの環境哲学研究者はどのような強みを持ち、どのような課題に直面しているのだろうか?
アジアにおいて、先住民の知識は環境問題に向けてどのような役割を持つのだろうか?