「障害者の生存権と介助システムを検証する」

 id:sugitasyunsukeさん経由で知りました。


第22回国際障害者年連続シンポジウム

障害者の生存権と介助システムを検証する

=障害者の完全な社会参加への道のり=


http://www.arsvi.com/2000/080308.doc(ポスター)


基調報告

自立生活センター立川理事 加藤みどり


シンポジスト(予定)

小舘 武氏(ヘルパー利用者)

平下 耕三氏(自立生活センター「夢宙」代表)

杉田 俊介氏(ケア労働者・ライター)

立岩 真也氏(立命館大学大学院先端総合学術研究科)


コーディネーター

矢吹 文敏氏(日本自立生活センター)

渡邉 琢氏(かりん燈 万人の所得保障を目指す介助者の会)

 cf. 日本自立生活センター(JCIL)

   http://www.jcil.jp

   かりん燈 万人の所得保障を目指す介助者の会

   http://www.k4.dion.ne.jp/~karintou/index.html


フロアからの関係者意見(数名)と質疑


場所:京都アスニー(京都市生涯学習総合センター)

http://web.kyoto-inet.or.jp/org/asny1/top.html


参加費:1000円(資料代)


※昼食は各自でご用意ください。


主催 国際障害者年連続シンポジウム運営・実行委員会

シンポジウムの目的と内容


 社会福祉制度の構造改革のもと、障害者自立支援法介護保険法の施行によって、障害者(加齢によるものも含む)の生活は大きく様変わりしております。

 特に最近においては、障害者の日常生活を支えるヘルパーの人材が極端に不足する状況にあり、さらには生活保護制度や医療制度の見直しなどの追い打ち的な仕打ちによって、障害者の主体的な社会参加はおろか、生存権すら危うい状況になりつつあります。

 なぜヘルパーの数が足りないのか、なぜヘルパーの質が高まらないのか。次々にヘルパーが離職していく原因はどこにあり、ヘルパー職の人たちの中で一体何が起きているのか……。

 地域の中で活動し、人間らしく自分らしい暮らしを実現しようとする重度障害者にとって、生活全般にわたって関わるヘルパーの介助(働き)は不可欠であるにも関わらず、今日における介助システムは極めて不安定な実態となっております。

 このことは同時に、社会保障全体、労働者全般の問題でもあり、お互いに無関心ではいられない状況でもあります。

 今回は、すべての障害者が、自分らしい生き方を選択し、毎日の生活が安心出来る介助システムを構築するために、ヘルパー職の労働問題なども含めた幅広い討議を行い、参加者とともに学習していきたいと思います。


この「国際障害者年」連続シンポジウムは、国際障害者年のテーマ『完全参加と平等』を推進するにあたり、国連決議「あらゆることに関して企画の段階から決定まで、心身障害者の参加が重要である」との趣旨を基に、現実に社会環境より多大な不利を受けている障害者からの発言を中心に、そのときのテーマに添った専門家と討議を進めるものであります。


注意していただきたいこと

 この「国際障害者年」連続シンポジウムは、従来から、参加者お互いの立場を尊重し、問題に対してより建設的な討論を進めるもので、攻撃・中傷・非難をしあう場ではありません。その点を十分ご理解の上、ご参加くださいますようお願いいたします。