匿名の契約社員による、建設コンサルタント会社に対する告発
はてな匿名ダイアリーに、匿名での大阪の建設コンサルタント会社に対する告発記事があります。
会社名を挙げての匿名の告発で、真偽はわかりません。
2012年10月から2013年11月まで、契約社員として雇用契約を結んだ人が、2013年3月に上司2人に廊下に呼び出され「雇止めしたい」と言われ、泣く泣く同意したそうです。しかたなく、契約期間を書き換えた書類に署名しました。
退職してすぐに労働基準監督署に相談し内容証明を送付。弁護士に相談して半年分の給与と慰謝料を請求しましたが、雇用者は「契約書は誤記であると説明し、書き換えの同意を得た」と回答。斡旋をかけ、証拠のデータの開示を求めましたが、拒否されました。
その後、労働組合を通じて団体交渉を行いましたが、雇用側は同じ説明を繰り返しました。裁判に持ち込むには証拠が乏しく、もしお金がとれても弁護士費用として相殺され得られるものは少ないとの状況で、それ以上の交渉は諦めたそうです。
告発の主な目的は、この会社が現在も求人を出しているため、自分と同じ目にあう人が出ないように訴えたいということです。
匿名での告発で、交渉した労組の名前もあがっていないため、こちらの記事では会社名は伏せました。告発者の意図とは違いますが、特定の企業を批判するためではなく、実際に粘り強く交渉をされた方の手記として紹介します。