保育園ガッポガッポ説
週刊ダイヤモンドの、保育園の経営を取り上げた記事がブックマークを集めている。
「新規参入は断固阻止!!保育園業界に巣くう利権の闇」
http://diamond.jp/series/closeup/09_11_21_001/
利権を持った認可保育園がガッポガッポ儲け、職員も800万円以上の年収を得ている、という批判です。あれ?これ、どっかで聞いたような……と思って記事を読むと、また鈴木先生のご意見でした。
保育園の問題に詳しい、鈴木亘・学習院大学教授は、「東京23区の保育士の平均年収は800万円を超え、園長の給与は約1200万円。園長は都庁の局長レベルだ」と明かす。他の地域でも、地域の公務員に準じているという。
http://diamond.jp/series/closeup/09_11_21_001/?page=3
鈴木先生は、去年の5月に日経新聞に同様の記事を書いています。そのときに批判した、私のブログ記事があるので紹介しておきます。
「市場原理はいいことづくめ?」
http://d.hatena.ne.jp/font-da/20080501/1209657480
さらに、「保育士さんが年収800万以上というのはおかしくないか?」という疑問から書いた記事です。
「『平均年収800万円が高い』という主張の根拠が主観では、単なるルサンチマンです」
http://d.hatena.ne.jp/font-da/20080502/1209720248