「分離主義の魅惑?—レズビアン・フェミニズム再考ー」

 以下のイベントで、レズビアンフェミニズムの分離主義についてお話させていただくことになりました。日本のレズビアンフェミニズムを研究してきた飯野由里子さんと、クィア研究者の清水晶子さんと議論します。
 私はまだ、アメリカのレズビアン分離主義について、研究を始めたばかりで、資料を両手に持って、右往左往しているところです。とにかく、これまで、日本では研究される機会の少なかった領域です。みなさんに、面白い議論を提起できればよいなあ、と思っています。
 私の分離主義についての覚書はこちらです。

「魅惑の分離主義」http://d.hatena.ne.jp/font-da/20120822/1345598024

 予約不要で、無料になっています。どうぞよろしくお願いします。

【公開研究会のお知らせ】

「分離主義の魅惑?—レズビアンフェミニズム再考ー」

2012/11/06(火) 18:00-20:30
東京大学駒場キャンパス18号館1Fメディアラボ2

飯野由里子(東京大学大学院教育学研究科)
小松原織香(大阪府立大学人間社会学研究科博士後期課程)
清水晶子 (東京大学大学院総合文化研究科)

私たちはアイデンティティ・ポリティクスや「分離主義」の問題点を批判する言葉を持っています。けれどもだからといって、〈女性〉限定の場の繋がりの魅力が消えてしまったわけではありません。
そのジレンマをどう考え、どう語るのか。
レズビアンフェミニズム」として括られる思想や実践の多様性を踏まえた上で、「レズビアンフェミニズム」と「クィア」の関係について、再検討したいと思います。

皆様の御参加をお待ちしています。
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