「どのようにコミュニティ・アートを立ち上げるか、また評価するのか?」

某MLで知った。こちらも明日。

「どのようにコミュニティ・アートを立ち上げるか、また評価するのか?」

●日程:2009年1月10日(土) 13:00−15:00

●場所:芸能花伝舎(東京都新宿区)

●主催:クリエイティブ・アート実行委員会


 コミュニティ・アートは、もともと行政機関や福祉施設、学校や美術館等の文化施設から委託されたわけではなく、さまざまな人達に自ら創造する活動に参加してもらい、人々とコミュニティを元気づけるアーティスト達の自発的な活動としてたちあげられたボトムアップの活動でした。
 今、日本の中でもこうした社会と向き合うアートのあり方に注目が集まっています。
 しかし、アートに対する支援制度等が十分とはいえない日本の中で、このような活動を立上げ、継続していくには問題も多々あります。
今回のレクチャーは、アートに関わる人々が、どのように関係機関と交渉し、また自らをどうプロモートしていくのかなどを総合的に捉え、戦略を立てながら人々との活動を創っていくため方法を探ろうとするものです。
 講師はコミュニティ・アーティストとして活動した後、さまざまなアート・プロジェクトのリサーチや評価を行うアート・リサーチャーとして活動する傍ら、英国アート・カウンシル・イースト・ミッドランドの評議委員長としても活動するフランソワ・マタラッソ氏です。

 自分自身のアーティストとしての能力を人々のために役立てたいと考えている方の参加をお待ちしています。 

 ◎プログラム

(第一部)13:00−14:00 レクチャー(フランソワ・マタラッソ)

(第二部)14:00−15:00 質疑応答/ディスカッション

*このレクチャーは「コミュニティ・アーティスト・インターンシッププログラム」の一環として開催するもので、聴講する参加者の多くは当該インターンシップ生ですが、一般からの参加も募集して実施されます。

【フランソワ・マタラッソ氏プロフィール】

 英国の作家であり、また、民主的な社会における文化の役割に関する文化政策研究家。15年間、コミュニティ・アーティスト、アドミニストレーターとして働いた後、94年からコンサルタント・グループComediaに参加。それ以来、多大な影響を与えた”USE or ORNAMENT?The Social Impact of participation in the Arts ”など文化の役割に関する著作、研究を行っている。南東ヨーロッパの遺跡とコミュニティ・ディ
ベロップメントなどの文化プログラムに関わり、理論だけでなく、調査と実践に基づく活動を展開している。ユネスコ、ヨーロッパの機関、政府部局、地方行政、NGOなど20を越す国々の財団、文化機関の仕事を引き受けている。また、イギリス科学技術芸術基金のトラスティーで、その教育委員の委員長でもあE3。彼の著作は広く翻訳され出版されている。

そのほかにもイベントが企画されているようだ。詳しくはこちら↓
http://www.musekk.co.jp/