飯島愛が亡くなった

 飯島愛が亡くなったという報道を見た。まだ、原因は確定されていない。彼女は唯一、セックスワーカーからタレントへと転身し、成功した女性だったように思う。芸能界を引退すると聞いたときにも気がかりだったのだけれど、こんな風に亡くなるとは思わなかった。ちょっとショックだ。
 今、「α-Synodos*1でAV女優の峰なゆかが連載している。ちょうど、峰さんも最新号のシノドスで、AV女優をこのたび引退したというエピソードを書いていた。引退後は、ライターや女優になる例もあるが、キャバや風俗、ストリップショーなので働くことが多いとのこと。結婚するというのも定番らしい。さらに、仕事柄、婦人病にかかりやすく体を壊してやめる人もいるという。セックスワークは肉体労働なのに、社会保障もない。結局は女性の労働の問題につながっていくように思う。*2

*1:短期で購読してみた。予想通り、長すぎて読むのが面倒になり、添付ファイルも開かないような購読状態になった。今回も思い出して読んだ次第だ。杉田さんが対談していたり、赤木さんが新卒一斉雇用を批判していたりして、タイムリーであった。しかし、メルマガって続けて読めたためしがない。新聞とか雑誌は風呂で読むけど、さすがにメルマガを印刷して持ち込む気はしないなあ。インクがすぐににじむしね。

*2:私は、セックスワークは合法化して、労働条件を整えるべきだという立場です。現状でセックスワーカーがいる以上、その人たちの生活を保障することが大事です。また、職業の自由な選択としてセックスワーク以外の仕事を選べる状況にあるのかどうかを、考えるべきだと思います。その上で、ほかのサービス業と性に関するサービス業について考えていきたいとは思っています。つまり、私たちは性にどのような意味付けをしているのか、という問題について。