水俣病センター相思社の「鬼塚巌記録展」

 水俣病センター相思社が「鬼塚巌記録展」を開催するそうです。水俣で生まれ育った鬼塚さんは、チッソの工員として働き、労働組合にも参加していました。趣味の八ミリで、水俣病患者さんを撮影したフィルムは、全国の労働組合水俣病の状況を伝えるものとして回覧されました。その後、鬼塚さんは水俣の浜辺のカニや小さな生き物たちを記録し、自然との関係を見つめていきます。お知らせによれば、コロナ渦のなかで相思社の職員さんたちは資料整理をはじめ、鬼塚さんの貴重なフィルムもデジタル化したそうです! この展示会は鬼塚さんの作品を見る貴重な機会になります。また、映像イベントはオンラインでの配信があります。私もぜひ参加したいと思っています。

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 また、職員の小泉さんがこつこつ展示物のサビ取りをしているそうです。3/5に一緒にサビをとるイベントを行うそうです。水俣はなかなか遠いですが、一緒にサビを落としながら、水俣のお話をお聞きする良いチャンスだと思います。私も日本にいれば参加したかったです。

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 ところで、いま、水俣は柑橘の収穫の季節に入っています。相思社のサイト「のさり」から通販ができます。私は伊予柑を家族に送りました。また、もうすぐパール柑の季節が来ます。パール柑は香りが高く、本当に美味しいです。柑橘がお好きな方は、ぜひ定期的にチェックしてください。

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