パレスチナ映像上映会(京都)

 今月末に、京都で、数年前のガザの様子がわかるドキュメンタリーの上映会があります。私は当日は参加できないのですが、宣伝に協力しています。
 以下は、私が作った*1宣伝文です。転載・転送大歓迎です。

「ガザは…今 封鎖と侵攻の空間を生きる」

パレスチナガザ地区は、連日、イスラエル軍からの空爆を受けています。死者は1000 人近くにのぼっています。殺されているのは、3 分の1が子どもだといわれています。庭でお茶を飲んでいた家族、避難をしていた人びと、負傷者を助けようとした救急車クルー……そういう人びとの上に爆弾や銃弾が浴びせられています。
「遠く離れた地であり、何が起きているのかわからない」?「復讐の連鎖」?「宗教の対立」?いま、まさに殺されていくのは、いったいどのような人たちなのか。何を思い、どのように生活を営んでいるのか。私たちはあまりにも何も知らないでいます。
まず、知ることから始めませんか?普段、ニュースや新聞では報道されないパレスチナの人びとの現状を伝えるドキュメンタリーの上映会をします。数年前のガザ地区での暮らしが記録されています。

【上映作品】
「レインボー Rainbow」
パレスチナ/41 分/2004 年
監督:アブドゥッサラーム・シャハダ)
占領下で破壊され、奪われ続けるパレスチナの人々の生活と生命。その痛み、悲
しみをレンズに焼きつけるかのように、カメラはまわる。

トーク
岡真理(おか・まり)さん
京都大学大学院 人間・環境学研究科教員
現代アラブ文学・第三世界フェミニズム思想
著書に『アラブ、祈りとしての文学』、『記憶/物語』、『彼女の「正しい」名
前とは何か』、『棗椰子の木陰で』ほか

2009 年1 月29 日[木] 18:30〜20:30 (18:15 開場)
同志社大学今出川キャンパス 講武館1 階KB104 教室 (地下鉄今出川駅下車徒歩5
分、同志社中学校グラウンド前)
http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_campus.html
☆★緊急特別上映につき参加費無料★☆

主催 同志社大学社会学部・板垣ゼミ
共催 AASJA (Anti-invasion Asian Students Joint Action)
問合せ E-mail: ritagaki@mail.doshisha.ac.jp (板垣竜太)
fruit-republic@pdx.ne.jp (古屋寛生)

*1:一部を抗議デモのメールの表現を参考にしているので、やや下の記事とかぶる文面もありますが、主宰しているのは別団体です。