すが秀実+花咲政之輔「3・29ネグリ・イヴェントについての見解(コピー・レフト)」

 id:seijotcpさん経由で、すがさんと花咲さんによる、ネグリ講演会(東京大学)への批判を読んだ。

ネグリはどこに行ったか?

   ――3・29東大ネグリ講演会におけるわれわれの行動と姜尚中らへの批判

     付・4・1早大入学式での学友不当逮捕に抗議する

花咲政之輔

スガ{糸+圭}秀実

http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20080410/p2

タテカン出して、ビラ撒きしたり、ハンドマイクで野次をとばしたりしたら、姜尚中にキレられた、という話。
 私は、もうひとつ、この講演会を粉砕することにたいするモチベーションを、共有することができそうにない。別にやって悪いとは思わない*1が、いまさら姜さんと上野さんに、闘ってもらいたいとは、さすがに思わない。やはり、世代的に近いと、「お前、あんとき散々ゆったやないか」みたいな感じがあるのかなあー、と傍から遠巻きにみている感じです。東大のイベントより、断然、東京芸大のイベント*2のほうが面白そうだったし。
 あと、思想的に距離が遠い以上に、物理的に距離が遠い。こういう話も、東京では、いろんなことが起きているらしい、という噂レベル。京大で予定されていた講演会は、ネグリが送ってきた原稿を口頭で読み上げたらしい(行ってません)。そして、特になんの話題にもなりませんでした…*3
 みなさんの1968年に言及がある本↓

革命的な、あまりに革命的な―「1968年の革命」史論

革命的な、あまりに革命的な―「1968年の革命」史論

在日

在日

美津と千鶴子のこんとんとんからり

美津と千鶴子のこんとんとんからり

花咲さんの著作は読んだことがないので、ちょっとわからないですが。

*1:この通りに、姜さんがマイク投げつけたりしてたら、「それってどうなん?」とは思うし、そもそも東大・京大が主催になっている時点で「なんで東大・京大がネグリ呼ぶん?どうネグリに応答するつもりなん?」とは思っていたので、批判の文章内容には納得した。

*2:こっちは、しっかり警察沙汰になったようです。→http://sungho.blog.shinobi.jp/Entry/180/

*3:行った方のレポートはあがってます→http://blog.goo.ne.jp/hamarie_february/e/cfa350d378ec1004a226f97645139d56