削除はやめとけ

 今日の日経新聞夕刊に、インターネットに関する記事が載っていた。先日の、福岡で小学生がインターネット掲示板に「殺害予告」を書き込んだ事件に関するものだ。小見出しには「書き込みは削除困難」というものもある。以下、記事より抜粋。

福岡県警によると今回の事件で、男児の母親は子どもの書き込みを当日に知り、掲示板に削除以来を出すなど収拾を図っていた。だが、ネットトラブルに詳しい久保健一郎弁護士は「ネットに書き込んだものを消すのは困難な上、消したとしても立件される可能性はある。書き込んだ事実をなかったことにはできない」と話す。

インターネット上で、トラブルになったときに、トラブルの原因となるファイルを削除すると、余計にトラブルが複雑化する傾向がある。しかし、インターネットに関わった経験が少なければ、「まずい!」と思うと、削除ボタンに手が伸びがちだ。

 というようなことを考えていると、思わぬところで、思わぬことが。
 今日、id:macskaさんが、中村彰さんの男女共同参画推進センター「すてっぷ」(大阪府豊中市)について、批判的な記事をあげていた。「うげえーこりゃあ、まずいだろう」と思っていた。id:yamtomさんも記事にしているし、私もなんか書こうかと迷っていた。
 それで、もう一度中村さんのブログにアクセスすると、macskaさんが引用した記事が、削除されていた。うっそやーん!!なんで消すねーん。
 もうなんか、突っ込むっていうかなんていうか…WEB対応まずすぎるやろう……なんか、もうガックリです。*1

*1:ちなみに、該当の記事には、macskaさんのコメントがついていた。十分に対話可能な状況だと、私には見えましたけどねえええ。